大根葉のふりかけ
大根は日本の食卓にはなくてはならない食材で、大根おろし、煮物、酢の物、漬物と幅広く料理されています。一方、大根の葉は菜飯や若い葉を漬物にしたりしますが、多くは捨てられています。栄養面では優れた緑黄色野菜なので、捨てるのはもったいない食材です。
ふりかけにすると水分を飛ばすので保存性が増します。また、コクが生まれ、栄養価の高いおいしい保存食になります。
《下処理の仕方》
@皮をはぎ、鍋の大きさに合わせて切る
いたどりに熱めの湯をかけるとはぎやすい。
《印刷用PDF》
《大根の葉》
《材料(作りやすい分量)》
大根の葉 1本分
(200〜300g)
砂糖 大さじ山盛り1
しょうゆ 大さじ2分の1
みりん 大さじ1
すりごま 大さじ山盛り1
《作り方》
@水洗いし、葉についた水を乾いた布巾でとってから茎と葉を細かく切る。
A フライパンには油を引かず、強火で10分ほど混ぜながら乾煎りする。少しこんがりしてくると中火にして、水分がなくなってパラパラになってくるとすばやく砂糖、しょうゆ、みりんを順番に入れて混ぜ、味づけをしてから最後にすりゴマを入れ弱火で混ぜる。
Bパラパラになるとできあがり。15分ほどかかりました。
茎と葉を細かく切る:葉の先の部分は切ると糸状になるので、炒めるときに箸にからみつかないように、さらに細かく切って粉々にする。
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水分を飛ばすとパラパラになるので、保存性が高く、空きビン等に入れて食卓に常備できます。従って、防災食としても活用できます。
(2017年1月31日−松ア淳子)